エンジニア組織が大きくなるにつれて参考にしてきた書籍

事業開発チームの嶋田です。前回のブログでアジャイルな開発手法を取り入れて約一年と最初に書きましたが、それはエンジニアが組織化するようになったのとほぼイコールになります。

今回はそこを振り返るとともに都度参考にしていた書籍を紹介していきたいと思います。

スクラムの導入

SCRUM BOOT CAMP THE BOOK

スクラムの導入に当たりWebエンジニア全員でこの書籍を読んで導入をすすめていきました。

平易で読みやすくスクラムの概要が頭に入った形で進めたことや、スクラム経験者のサポートもありスムーズに始めることができたかと思います。

日々スクラムを維持していく上で課題は出ていますが、前回のブログでも書いたように振り返りも機能したりしているので、1年前と比べるとだいぶ洗練されたチームになってきたのかなと感じています。

採用について

作るもの・作る人・作り方から学ぶ 採用・人事担当者のためのITエンジニアリングの基本がわかる本

エンジニア組織として大きくしていく関係で採用にも力を入れています。採用に力を入れていくにあたって、個人的にはまずエンジニアの職種ってなにがあるのかとか自分が採用するにあたって足りない知識があるのだろうかということを知りたくこちらの本を参考にしました。

エンジニアをマネージメントするにあたって

HIGH OUTPUT MANAGEMENT

エンジニアのためのマネジメントキャリアパス ―テックリードからCTOまでマネジメントスキル向上ガイド

私自身はマネージメントをする時間の割合も多くなりました。組織人として求められる役割のひとつに視座を自分のポジションよりひとつ上に持つみたいなことをよく言われるかと思います。

そういった手がかりになる一つかこれらの書籍にあるかと思います。読んだのは半年以上前ですがそろそろまた読み返しても新たな発見がありそうです。

ファシリテーターとして

世界で一番やさしい会議の教科書

ファシリテーターをする機会も多くなり、自分がうまくファシリテーションできないこともありました。

そのときに紹介された書籍です。この本が恐ろしいのはたぶん会議に興味がなくても読み進められるくらいストーリーが面白いです。

こちらは入門書ですし、エンジニアリングとは対極にありそうなスキルなファシリテーションは組織の生産性に直結しそうな課題でもあるので引き続き書籍を読んでいきたいと思っています。

最後にビジネス書を読むのにおすすめな方法

ここにあげられた多くの書籍は紹介されて読んでみたものなのですが、タイトルを検索した時に気づいたんです。結構Kindle Unlimitedにあるじゃないか!と。

漫画読みである自分は何回かKindle Unlimitedを利用したりしたんですが、漫画に関してはいいものが少なく、Kindle Unlimitedはもっぱら雑誌読みに利用することが多かったんですが、ビジネス書においては良書がたくさんあるんだなと気付かされました。

また、この本の2章だけしか役に立たなかったなと感じる書籍もあるかと思いますが、Kindle Unlimitedであればそういった買って失敗した感がなくなるのもよいです。

ビジネスパーソンな皆様、ぜひ読み放題なKindle Unlimitedを利用しましょう。