モブプログラミング振り返り

カラダノートの嶋田です。事業開発のチームは3ヶ月ほどモブプログラミングを毎週行ってきました。

7月で下期が終わるのでここで振り返りをしておきたいと思います。

ルール

モブプログラミングのルールは下記のような形でした。

  • スプリント内のタスクを一つピックアップして参加者で行う
  • 1人10分制
  • 1セッション、1時間
  • 4人で開催し、最後の10分は振り返り
  • ツールはVSCode Live Share
  • リモートワークに対応するためオンラインで行う

やってよかったこと

まずはコロナ禍ということもあり日々のコミュニケーションが少なくなる中、大人数で時には笑いながら仕事をすすめることができたというのがまず大きなポイントだったかと思います。

また、新入社員もいたなかで、業務フローや開発ドキュメントでは補足しきれない細かな部分でのなぜここをこのように実装したのか等々、先輩エンジニアの経験を伝える機会としても最適な時間だったと思っています。

実際にコードをかくことについては途中からVSCode Live Shareを導入したことによりタイピスト交代後の受け渡しだだいぶスムーズになりました。

細かなところだとLinuxのコマンドやショートカットキーなどなかなか同僚と共有する機会がありませんが、間近にみることで今これってどうやったんですかとその場で聞いてその後取り入れることができるのも開発効率といったところでも貢献したのではないかと思っています。

反省点やいまいちだったこと

VSCode Live Shareはコードの共有ができるもののローカルのサーバー環境を不完全な状態でしか次のタイピストへ渡すことができず、タイピストとモブとモブ兼VSCodeのホスト(&画面共有)という少し役割が煩雑化してしまったこと。(LiveShareについて解決方法があるのかもしれませんが時間もなく解決にはいたりませんでした)

1時間だと少し時間が足らず最後の振り返りが駆け足になりがちなところと、テーマとなるタスクの最初の触りくらいしかふれられないことが多かった。

また経験豊富な人がしゃべりがちになって、該当タスクの先が見えている人と見えていない人の差が大きかった。

そのときのスプリントによってはモブプログラミングに最適なタスクがないケースもあった。

まとめ

メンバーの多くからは時間が足りないという発言が多かったです。来期以降開催するときには時間を検討しつつモブプログラミングを毎週やるというモブプログラミングが主となって行うのではなく、各タスクと紐付けて可否を検討してやっていくといったような改善が必要になってくるかと思います。